生き霊を飛ばす人には、どんな特徴があるのでしょうか。
私が見てきた範囲では、生き霊を飛ばすのは特別な力を持った人だけではありません。むしろ、真面目で、責任感が強く、感情を我慢する人であることが少なくありません。
この記事の要点
- 感情を持つこと自体は悪くない。問題は、その感情を長いあいだ抱え続けてしまうこと
- 強い想いは、怒りや恨みだけではない。心配や愛情から生まれる想いもある
- 人間関係の悩みの多くは、霊障ではないと私は感じています。最初に見るのは、身体と生活の状態
- 同じことが繰り返されるときに私が見ているのは、自分と相手との境界線
そして、人間関係で同じことが起きるとき、原因は霊にあるのでしょうか。私は霊視を仕事にしていますが、多くの場合はそうではないと考えています。
この記事では、生き霊を飛ばす人の特徴と、人間関係で同じ悩みが繰り返されるとき、私が実際に何を見ているのかをお話しします。
生き霊を飛ばす人の特徴――私が見てきたのは、我慢してきた人
頭から離れない、許せない思いを長く抱え続けたとき
相手のことが頭から離れない気持ちや、どうしても許せないという思いが、行き場を失ったまま何か月も、何年も抱え続けられたとき、相手に届いてしまうことがあると私は考えています。
誤解しないでいただきたいのは、感情を持つこと自体は悪くない、ということです。怒ることも、嫉妬することも、人として自然なことだと思います。問題なのは、その感情を長いあいだ抱え続けてしまうことです。
心配や愛情から生まれる想いもある
そして、強い想いは怒りや恨みだけではありません。子どもへの心配。親への思い。助けたいという気持ち。愛情から生まれた想いが強くなりすぎて、見守る気持ちから相手を縛る気持ちへ変わってしまうこともあります。相手のためだと思っていても、その奥に執着や不安が隠れていることもあります。
だからこそ、家族のように近い相手ほど、境界線が必要になります。
愛情は相手を自由にするもので、不安は相手を縛ろうとするものだと、私は思っています。
感情は抑えずに、その日のうちに整える
私は、感情を抑えるようにとは伝えません。抑えることと、整えることは違うからです。
大切なのは、その日のうちに自分の中で整理することです。感情には出口が必要です。
- 話す
- 書く
- 泣く
- 自然の中を歩く
- 信頼できる人に聞いてもらう
人間関係の悩みは霊のせい?私が最初に確認すること
霊障はあると私は考えています。ただ、ご相談いただく人間関係の悩みの多くは、霊障ではないと感じています。
霊障を見る仕事をしているからこそ、霊障ではないものを霊障とは言いません。
私が最初に確認するのは、見えないものではありません。睡眠は取れているか。食事はどうか。呼吸は浅くなっていないか。ストレスがかかり続けていないか。そうした身体と生活の状態です。
それを整えて、休んでも変わらないときに、はじめて見えない影響も含めて見ていきます。
順番が逆になると、本当に必要なことが見えなくなってしまいます。私が一番大切にしているのは、決めつけないことです。
霊のせいにした方が、たしかに楽
正直にお伝えすると、霊のせいだった方が、実は楽なんです。ご相談される方にとっても、私にとっても。
霊障であれば、対処の方法があります。難しいのは、霊障ではなかったときです。
原因がご本人の思考だったとき。執着だったとき。怒りだったとき。被害者意識だったとき。長年積み重ねてきた思考の癖だったとき。そこから変わっていくには、何倍も時間がかかります。
だから人は、原因を外に探します。
霊障だから。
憑依されているから。
あの人のせい。
環境のせい。
そう考えれば、自分を見なくて済みます。
私は、その気持ちを責めたいわけではありません。何かのせいにした方が納得できるというのは、自然なことだと思います。
ただ、そこで止まってしまうと、状況は変わらないままになります。原因を探すことよりも、自分を見ることの方が、結果的には近道になることが多いと感じています。
同じ悩みを繰り返すとき、私が見ているのは自分と相手の境界線
同じようなことが何度も繰り返されるときは、相手ではなく、そのときのご本人の状態を見ています。私が見ているのは、自分と相手との境界線です。
恋愛でも、職場でも、友人関係でも、似たパターンが繰り返されることがあります。
もちろん、相手に問題があることもあります。ただ、同じパターンが何度も繰り返されるときは、相手を変えようとするよりも、自分の状態を見た方が早いことが多いと感じています。
「嫌われたくない」
「期待に応えたい」
「私が我慢すればいい」
こうした思いを抱え続けている人ほど、自分と相手との境界線が少しずつ薄くなっていきます。
境界線が薄くなると、相手の感情が自分の感情のように感じられてきます。相手の怒り、悲しみ、不安、嫉妬、執着。本当は相手のものなのに、自分が抱えているように思えてしまう。
私自身も、以前は嫌われないように相手に合わせていました。でも、どれだけ頑張っても、全員に好かれることはありませんでした。無理をして作った自分を好きになってもらっても、心が満たされることはありませんでした。
人間関係が変わっていく方を見ていると、相手が変わった方ではなく、自分の境界線が変わった方だと感じます。
私は私。あなたはあなた。
私は、その線を取り戻すことが、同じパターンを見直すことにつながると考えています。
すべてを生き霊で説明しない。原因を一つに決めずに自分を整える
整えるのは相手ではなく、自分です。そして私は、祓うことをゴールにはしていません。
考え方が変わらないままだと、同じ影響を繰り返してしまうからです。
すべてを生き霊で説明することはできません。心理的な要因もあれば、身体の状態もあります。人間関係の積み重ねもあります。かといって、そんなものは存在しないとも、私は言えません。
だから私は、全部が気のせいだとも、全部が霊障だとも言いません。
身体を見て、心を見て、生活を見る。そのうえで、必要であれば見えない世界も見る。
その順序を守ることが、遠回りのようでいて、いちばん確かだと感じています。
見えない世界は、怖がるために知るものではありません。自分を整えるために知るものだと、私は思っています。
原因を一つに決めつけないこと。それが結果として、自分を守ることにつながります。
もし誰かに相談することを考えているなら、本物の霊能者をどう見分けるかについては別の記事にまとめました。霊視で私が何を受け取っているのかは、霊視とは何かの記事でお話ししています。
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※この記事は、佐伯真央自身の経験と見解をもとに構成しています。医療や心理療法の診断ではありません。体調や心の不調が続く場合は、医療機関などの専門家にご相談ください。
この記事を書いた人
佐伯真央
霊能者/サイキッカー。自身が受け取る感覚や、見えない情報との向き合い方について、noteやセッションを通じて伝えています。