亡くなった家族が夢に出てきた。急に、おばあちゃんのことを思い出した。それは、亡くなった人からのメッセージなのでしょうか。
私は、そのすべてをメッセージだとは決めつけません。夢には脳や記憶の働きもありますし、直感にも、これまでの経験が影響しています。
ただ、それだけでは説明しきれないケースにも、私は出会ってきました。
この記事の要点
- 夢や「急に思い出す」ことを、すべて亡くなった人からのメッセージとは決めつけない
- ご先祖様は、ずっと見ているというより、必要な時につながることがある
- メッセージを求めすぎない。決めるのは、今を生きている自分
- 思い出したときは、心の中で話しかけていい
この記事では、霊視を仕事にしている私が、亡くなった人やご先祖様からのメッセージをどう受け止めているのかをお話しします。
夢に出てきた、急に思い出した。それはメッセージ?
私は、夢をとても大切にしています。ただ、全部の夢がメッセージだとは考えていません。
眠っている間、脳はその日の出来事や感情、記憶を整理しています。嬉しかったこと、悲しかったこと、不安だったこと。それを整理するための夢も多いと思います。
だから私は、夢の内容だけでなく、目が覚めたときの感覚を大切にしています。
| 夢の種類 | 私の受け止め方 |
|---|---|
| その日の出来事や感情、記憶を整理している夢 | メッセージとは決めつけない |
| 妙にリアルだった夢、何年経っても忘れられない夢、同じ夢を何度も見る、起きた瞬間に「これは忘れたらあかん」と感じた夢 | 情報として受け取ることがある。ただ、すぐに意味を決めない |
印象に残った夢は、目が覚めたらできるだけメモしています。そのときは意味が分からなくても、時間が経ってから「あの夢はこのことだったんだ」とつながることがあるからです。
それでも、夢だけを信じて人生や行動を決めることはしません。見えない世界を大切にするからこそ、現実を大切にしています。
すぐに答えを探さず、まず書き残して、日々を丁寧に生きる。私は、それが大切だと感じています。
ご先祖様は「ずっと見ている」のではなく、必要な時につながる
ご先祖様は、私たちのことをどこまで見ているのでしょうか。
私は、ご先祖様が24時間ずっと私たちを見張っているようには視ていません。すべてのご先祖様が、いつも傍にいるわけでもないと感じています。監視ではなく、サポート。 私はそう捉えています。
「ご先祖様がずっと見ている」というより、「必要な時につながることがある」。
ご先祖様と私たちは、一本の大きな流れのようにつながっていると感じています。人生の転換期や、大きな決断をするときなど、必要な時に、そのつながりが強くなることがあります。こちらが意識を向けたときに、つながりを感じることもあります。
ご先祖様のことは、怖がるものではありません。もっと温かくていいと、私は思っています。
亡くなった後の状態は、人によって違う
私が視ている世界では、亡くなった方が全員同じところにいるわけではありません。その方の状態によって、いるところが違うように感じます。
ですから、「亡くなったおばあちゃんが、ずっと私の隣にいる」ことと、「ご先祖様としてサポートしてくれている」ことは、必ずしも同じではないと考えています。
「ご先祖様がこう言っている」という話を耳にすることもあります。ただ、それが本当にご先祖様の声なのかは、また別だと私は考えています。いろいろなものが混ざっていて、見分けるのが難しいからです。
そのうえで、私はご先祖様を怖い存在としては見ていません。顔も名前も知らない方まで含めて、自分の後ろにはたくさんのサポーターがいる。そう捉えています。
霊視で私が何を受け取っているのかは、霊視とは何かの記事でお話ししています。
メッセージを求めすぎない。決めるのは自分
いつもメッセージが降りてくる。常に導かれている。そう感じるときは、一度立ち止まってほしいと思います。自分で決めることを、見えない存在に任せてしまっているのかもしれないからです。
見えない存在は、助言をすることはあっても、代わりに決めてはくれません。決めるのは、今を生きている人です。
本当に整っている人ほど、メッセージを求めず、自分で決めていると私は感じています。
ご先祖様にお願いをするのは、悪いことではありません。ただ、それは人生を丸投げすることとは違います。自分で考えて、動いて、そのうえで「力を貸して」と伝える。お願いしたあとも、答えを待つだけではなく、自分も動く。
人生の主導権は、ちゃんと自分にあります。
思い出したときは、心の中で話しかけていい
ご先祖様に話しかけるのは、特別な場所でなくてもかまいません。お願い事がなくても、日常の出来事を心の中で話しかけるだけで十分だと、私は思っています。
良いところだけを見せる必要もありません。失敗や迷いがあってもいいのです。
かける言葉も、これくらいでいいと思います。
- 元気にしてるよ
- これからも力を貸してね
- ありがとうございます。私は私の人生を、ちゃんと生きます
お墓参りに行けないことに、罪悪感を持たなくていいと私は考えています。思い出して「ありがとう」と伝えるだけでも十分です。お盆も、怖がったり義務にしたりせず、会いに行くような気持ちでいいと思います。
大切なのは、今を生きている自分が、ちゃんと自分の人生を生きることです。 苦しみながら生きる必要はありません。
亡くなった方・ご先祖への心残りを相談したい方へ
「あの人は今どう思っているんだろう」と、ふと考えてしまうことがあるかもしれません。
セッションでは、なぜ今その方が気になるのかを一緒にたどります。亡くなった方やご先祖の言葉・意思を証明するものではなく、これからを生きるための時間です。
すぐに申し込む必要はありません。内容を読んで、必要だと感じたときにご覧いただければと思います。
※この記事は、佐伯真央自身の経験と見解をもとに構成しています。亡くなった方やご先祖の言葉・意思を証明するものではありません。大切な方を亡くした悲しみが深く、眠れない・食事がとれないといった状態が続く場合は、医療機関などの専門家にご相談ください。
この記事を書いた人
佐伯真央
霊能者/サイキッカー。自身が受け取る感覚や、見えない情報との向き合い方について、noteやセッションを通じて伝えています。